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2018年12月7日金曜日

住宅購入の際、頭金は多い方がいい?

夢のマイホームを購入する際には大きな金額を動かすためローンを組むのが一般的です。新築物件にしても中古物件にしても相手がいるので全額ローンで購入することは難しい場合が多く、いくらかはまとまったお金が頭金として必要になることが多いです。その時、金利負担総額は頭金があるのとないのとでは大きく変わりますので貯蓄額がまとまってある場合、できる限り多めに頭金に回した方が良いと考える方もいると思います。しかし、実は一概に金利負担総額だけ見れば良いというわけではないのです。

住宅ローン控除について

当たり前のように源泉徴収される所得税から住宅ローンの残高に応じて最大40万(条件次第で50万円)が10年間にわたり戻ってくる住宅ローン減税という制度をご存知でしょうか。 今は金利水準も歴史的に低い水準で推移しているため、できる限りローン残高は残しておいて住宅ローン減税の恩恵を受けつつ10年後に繰り上げ返済をする方がメリットが 大きくなる場合もあるということも考慮する必要があります。また、その10年間は余裕資金として家計の予想外な変動にも備えることもできますし、運用して増やすこともできます。

10年間から13年間に延長されるかもしれない

2019年度税制改正大綱ではこの住宅ローン減税が10年間から3年延びて13年間にする案が示されたようです。消費税増税の負担を軽減する措置だそうですので、よく言われる賃貸が得か持家が得かという答えを見いだしづらい議論も少し持家の方が有利になる話題です。それでもどんな物件でも住宅ローン減税を受けられるわけではなく、物件によって減税額も変ってくるため所得税の納税額や適用金利次第では頭金を多く入れた方が良いということもあるため、信頼できるパートナーとよく相談することをおすすめいたします。 FPサンライズ

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