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2019年4月24日水曜日

資産にならないから賃貸より持家という考え方について

住宅についてよく議論が分かれるのが賃貸の方がトクか、持家がトクかという意見です。
ケースバイケースで答えが分かれるため私はこの議論に特定の正解はないと考えています。
しかし、持家がよいという方からよく聞かれる賃貸は資産にならないという意見について
日本の不動産市場を考えると間違った考え方であると思っています。
その理由を以下にまとめましたのでご参考にしていただければと存じます。

・不動産は売りたい時に売れるとは限らず、
地価相場も変動するため購入価格と同等以上で売れるとも限らないため、
物件内容の良し悪しを判断する知識が必要である。

・新築物件の場合、新築のプレミアム価格が上乗せされているため、
購入後に売却しようとすれば建物の劣化もあるため、
売却価格は購入価格よりも下げざるを得ないことが多い。

・ローン(負債)を使って購入する不動産は
負債(カネ)を住宅(モノ)に変えただけにすぎず、
負債には金利負担がある。

・正しい資産の考え方とはヒト/モノ/カネ(/情報価値)が
新たに生み出される財産のことである。

もし今賃貸の方で持家の方が資産になるかなと悩んでいる方がおられるのであれば
賃貸の方が住居にかける出費が少なく手元資金もたまりやすいため、
資産形成をしやすいということをご理解いただければと思います。
また、手元資金をためてどう活用するかも重要になるので、
そのようなお悩みには信頼できるバートナーを見つけることが大事かと思います。

FPサンライズ

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