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2018年8月13日月曜日

独立(自営業または起業)をお考えの方へ

FPサンライズです。
日々まじめに仕事をして毎月給料をいただきながら、
その中でプライベートも充実させることを考えられるのがサラリーマンの魅力だと思います。

しかし、そのためには少なからず自分の意に反する事や嫌なことも
仕事だと割り切ってやっている方もいるのではないでしょうか。
そのような方は一度は転職や独立して自分の思いを形にできる仕事を思い描いたこともあると思います。
でも家族を思うと中々夢を追うよりも現実の安定を選ぶこともあるかもしれません。
今回はそのような方が知らないと損な話「再就職手当」についてお話いたします。

毎月支払っている雇用保険がどういう時に役立つか考えてみる

毎月給料から差し引かれている雇用保険についてどのようにお考えになられているでしょうか。
私の場合、サラリーマンになって10年以上経過していても雇用保険に対して
会社の事情によって働くことが困難になった際に役に立つものくらいの認識でおりました。

もちろん主にはそのような機能であり、そのため労使で折半するという仕組みなのですが、
自己都合つまり、冒頭述べた自身での今後のキャリア形成を描く場合にも役に立つ場合があります。
しかし、通常の転職の場合、就業中に次の仕事を決めて転職することが多いと思いますので、
この場合はこの再就職手当は受けられません。

独立をお考えの方でも就業中に準備を進めている方も多いと思いますが、独立をお考えの方ならば独立計画の進め方次第で受給可能なので資金手当てに有効な選択肢になると考え、お伝えいたします。

実際に前職の手取り1.5か月分の手当てを受けられました。

私は5月末で退職し、自営業にて事業を試みたのですが、
通常の自己都合での退職の場合、失業給付を受けられるのが退職から3カ月後からで その間の働き口がない場合に限り1カ月分ずつに支給されます。

つまり、6カ月間無収入状態になってはじめてMax3カ月分を受給できるのですが、
さすがにそれをあてにしていては家族にも影響を与えてしまいます。

そのため、再就職を早く決めた方への生活支援という形で支給されるのが再就職手当であり、
この再就職の定義に独立(自営業や起業)も含まれていることは意外と知られていないと思います。

私の場合、5月末に退職して7月末には再就職手当が振り込まれました。
さらに前職の給料は後払いだったため、5月分が6月に支払われていたため、 8月までの3カ月は安定して事業に専念できたのです。
しかも再就職手当に関しては課税所得に入りませんのでそれもうれしいです。

私は10年以上雇用保険料を支払っていて支給は初めてのケースでした。
支給額は直前の所得水準など人それぞれに違うと思いますのであくまで参考までにとご理解ください。

手続きも4回ハローワークへ行っただけ

また難しい手続きがあると面倒に思う方もいらっしゃると思いますが、
私の場合、失業認定を受ける時、失業者への説明会、
就職活動の報告(説明会に出れば問題なし)、最後に自営業を始めたとの連絡した時の4回でした。

説明会は午後から3~4時間かかった気がしますが、それ以外は所要時間も待ち時間含めて1時間もなく、
すぐ終わりましたので特に大変なことはありませんでした。
必要なものも会社から離職票をもらうことだけ忘れなければ
あとはハローワークの方が案内してくれましたので、大変なこともありませんでした。

以上、FPとしてお金の問題に少しでもお役に立てる情報になればと思い、
自分の経験をお話させていただきました。
FPサンライズ

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