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2018年9月3日月曜日

投資とは

戦後の復興期からバブル経済期、バブル崩壊による停滞期と経済の浮き沈みを経験してきた日本経済ですが、リーマンショックから10年経過した今は長い停滞期から脱出し新たな成長期という明るい未来の入り口にいるのでしょうか。または長い不況を未だ脱することができず一時的な回復期に過ぎないのでしょうか。その答えは20年後に振り返ってみればはっきりわかると思います。
私たちにできることは今を一生懸命生きることだと思います。そのためにも過去の教訓を活かして将来に備えることは大切だと思います。ウェキペディアで投資を検索すると将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指すとあるように将来への備えとして投資は必要不可欠なものだと考えられます。ここで重要なのは将来期待するリターンを得るためには必ず事前に投資が必要であるということです。この投資をいかに少なくし、リターンをいかに増やせるかが大切なのです。

貯蓄から投資へ

さて貯蓄から投資へという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。日本の金融資産が1800兆円を超えると言われており、その50%が現金・預金にあると言われています、欧米の10~30%と比べると突出して高い状況にあり、その50%のうち10%でも投資に回れば180兆円のお金が動くことになるため、経済の起爆剤として国を挙げて取り組んでいます。
しかし、貯蓄から投資へは十分な成果を上げられておらず、依然として大きな変化がないのが実状です。それはその金融資産の多くは高齢者の貯蓄や限られた富裕層に集まっており、投資余力はあるのに将来に備えて金融資産のうち投資を増やそうという意識が芽生えづらい層であるという構造的な問題があります。また、一番多くの支出をする世代つまり消費の担い手となる20代から40代の時期ですが、この世代は支出も多く、収入も十分ではないため貯蓄も多くできず、投資する余裕はないと考える人も少なくないと思います。しかし、私は投資とはFXや株、債券の金融資産や不動産の取引をすることだけではないと思っています。忘れがちですが、自分への投資も立派な投資活動だと考えています。

自分という資産

20代から40代はまだまだ長い将来があるため、自分に対する付加価値を高める意識を高く持っていればそれがお金に代わるチャンスが必ず訪れます。ここで大事な点は会社のためではなく、自分のために行うことです。例えば今働いている会社で活きるからという理由で資格取得に投資をするのではその会社のためになってしまい、転職することになった場合にはその業界でしか活かすことができません。定年になれば無価値になってしまうかもしれません。その点でいうと語学スキルやマネジメントスキルは自分に幅広い生き方を提供してくれ、生涯にわたり自分の価値を上げてくれる可能性をもっているため一つの選択肢だと思います。

つまり自分という資産に投資するという考え方が重要だと考えています。私が考える手軽な費用ですぐにできる自分への投資は読書です。 本を通じて普段知ることができない異分野の事やその道のエキスパートの考え方、失敗から成功までのエピソードを学ぶことができることは今や将来の自分の仕事に活かすことができるため成功への最短距離を指し示してくれます。投資を始めるのは早い方がいいと言われています。私は20代から40代、特に子育て世帯にとって必要とされる存在になりたいと考えております。ぜひ一緒に自分という資産価値を上げることを真剣に考えてみませんか。 FPサンライズ

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